『トロリーボーイズってワードをネットで見たのですが、これって何ですか?』
今回は「トロリーボーイズ」についてお話します。
筆者自身も最近ニュースで知ったため、いろいろと調べながら記事を書いていきます。
「トロリーボーイズとは?」
「日本では馴染みがないけど海外?」
そんな疑問を持つ方はぜひこの記事をご覧ください。
「トロリーボーイズ」とは一体何者なのか
フィリピンの首都「マニラ」の線路を駆け抜けるお手製トロッコ運転手
「トロリーボーイズ」とは、お手製のトロリー(トロッコ)に客を乗せ、鉄道の線路を走らせる人のことです。
「トロリーボーイズ」の多くはマニラのスラム街に住む人々です。
いわゆる人力車のため大変なイメージがありますが、意外にも線路上をスイスイと進んでいます。
通勤客に人気
交通渋滞が慢性化しているマニラでは特に朝の通勤客に需要があります。
なぜ「トロリーボーイズ」が必要とされるようになったのか
国がうまく運用できていない
フィリピンの国鉄はマニラ周辺におよそ100か所の駅を運営していました。しかし、現在は鉄道網の3分の1しか運行されていません。
そのためマニラは慢性的な交通渋滞となっています。そこで、自在に線路を駆け抜ける「トロリーボーイズ」が誕生しました。
危険性はないのか
線路には当然列車が走行中のため危険性はある
やはり危険性はあるようです。
運転中は前後を常に確認し、列車に注意する必要があります。
現在のところ事故は起きてないようです。
しかし走行する場所が高い場所、例えば橋の上だったらどうなのでしょうか。列車を避けることができないと思われますがそういった場所は運行しないのでしょうか。。。
↓の動画を観ると橋の上を走行しているシーンがありました。これは危なすぎますね。。。
渋滞がひどいマニラで通勤の足として需要が高い。 pic.twitter.com/Katt1pp4bb
— ロイター.co.jp (@Reuters_co_jp) 2019年2月3日
便利になる反面、危険性が伴います。利用者の安全を確保するためにはやはり国が動くしかないのでしょう。
根本原因の1つとして貧困問題が挙げられます。稼ぐためにはあらゆる手段を使う。難しい問題ですが、解決しなければこういった危険性を排除することはできないと思われます。
盗みをするよりは確かにマシなのですが。。。
まとめ:マニラで活躍する「トロリーボーイズ」
「線路の上を人力車が走る」日本では考えられないことがフィリピンのマニラでは当たり前のように起きています。
「トロリーボーイズ」自体は貧困の中で生き抜くための良い稼ぎ手段かと思います。しかし、誰が見ても危険性が心配されることから、今後事故が発生してしまうかと思います。
悲しい事故が起きる前に国が対策してくれるのを願うばかりです。
たまには世界情勢に目を向けた記事を書いてみました。
それではまたお会いしましょう。
ではでは~。
|ョω・。)
|彡サッ!